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シャトー・ディケム / ソーテルヌ
.title{font-size:12px;font-weight: bold;color:#663300;line-height:15px;}.text{font-size:12px;font-weight: bold;color:#663300;line-height:15px;}■タイプ:白ワイン 極甘口■容量:750ml■生産者:シャトー・ディケム■産地:フランス ボルドー / ソーテルヌ■ビンテージ:1998■コメント:世界最高峰の貴腐ワイン!一説に、永遠の理想郷「エデンの園」からは四本の大河が発しているといいます。「ピソンと呼ばれる蜜の川」、「ユーフラテスと呼ばれる乳の川」、「ギホンと呼ばれるワインの川」、「ティグリスと呼ばれるオリーヴ油の川」…古代人にとって、これらの良き食材に恵まれた土地こそ、まさに天国と呼ぶに相応しかったのでしょう。それかあらぬか、古代〜中世の西欧人にとって至高の酒といえば、実はワインではなく、蜂蜜を発酵させて造った「蜜酒」でした。砂糖が普及していなかった時代、稀少な蜂蜜を用いて醸造した極甘の酒こそ、酒の王に相応しい味わいとされたのです。そして、いにしえの杜氏たちは考えました。「どうにかして、葡萄から蜜酒の味わいを造りだすことはできないものか」と。蜜酒に対する憧れと、酒造り職人の研鑽——その精神を、デザートワインは現代に伝えています。中でも、フランスはボルドー、ソーテルヌ地区唯一の特一級格付畑「シャトー・ディケム」は、世界三大貴腐(きふ)ワインのひとつとして最高峰の賛辞をほしいままにする逸品です。●葡萄から蜂蜜の味わいを造り出すのは、自然の摂理への挑戦、とさえいって過言ではありません。しかし、「シャトー・ディケム」の醸造行程には、至るところに自然と融合する人間の叡智が光ります。なだらかな丘陵に砂礫(されき)質土壌が広がるソーテルヌ地区。葡萄の収穫期である秋になると、明け方この一帯は霧に包まれます。そして午後、陽光が照りつけると、高温多湿というボトリティス・シネレア菌にとって理想的な繁殖環境が整うのです。これほどボトリティス菌の繁殖に恵まれたテロワールは、世界的にも稀有だといいます。通常、果実に菌が付着ことは好ましいことではありませんが、果皮を破らずに果肉の水分だけを排出し糖度を高める「貴腐」と呼ばれる効果をもたらすボトリティス・シネレア菌に限っては、その例に当てはまりません。その甘く熟した貴腐果からは、蜜酒を凌ぐほど素晴らしいワインができるのですから…●テロワールと、葡萄にたまたま付着する菌の作用——この偶然ともいうべきハプニングを最大限に利用したものが、ソーテルヌの貴腐ワインなのです。その環境を得て、人間の叡智はさらに輝きます。「シャトー・ディケム」の畑には、セミヨン種が約75%、ソーヴィニョン・ブラン種が約25%植えられています。その年の天候、ボトリティス・シネレア菌の繁殖状況、果実のコンディションを勘案しながら、これらをアッサンブラージュし、ヴィンテージの個性を最大限に活かす「造り」に全力が傾けられるのです。●最良の葡萄しか使わない「シャトー・ディケム」では、通常1本の樹からグラス1杯分しか収穫できないといわれますが、菌のつきが悪ければそれさえ確保できないこともままあります。人間の叡智と自然、そして偶然が織り成す黄金の雫は、まさに「至高のワイン」と呼ぶに相応しい稀少なアイテムなのです。さて、その賞玩(しょうがん)のしかた…ですが、もちろん、極甘ワインですから「ふたりでボトルを空けちゃった」というノリで飲むものではありません。もしも晩餐会の締め括りに、小さなグラスで「シャトー・ディケム」が饗(きょう)されたなら、そこに集る人々はホストから最高のもてなしを受けたと思って間違いありません。これはある伯爵から聞いた話。「私はワイナリーに生まれ、城に住み、ワインの仕事をずっと続けてきたけれど、デザートに『シャトー・ディケム』が出されるような晩餐会には1度も招かれたことがない。そんな贅沢な食事を、1度してみたいよ。」●つまり、それほどのワイン…なのです。その他のソーテルヌはこちらから
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